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2019年10月4日

松戸GⅢ(千葉記念)は5日から開催

 今回のシステム障害についてJKA、全国競輪施行者協議会から次の通り報告があった。障害が生じたのは10月3日午前6時からで、障害によって開催本場及び場外発売場にて、お客様向けのオッズデータの提供がお超えなくなった。また、開催本場及び翌日開催本場にて競走成績、賞金及び番組編成等の入力処理が行えなくなった。これにより、10月3日に開催予定だった松戸GⅢ(開設70周年千葉記念)初日、西武園競輪FⅠ最終日、豊橋競輪FⅠ最終日、別府FⅠナイター最終日、伊東競輪FⅡミッドナイト2日目、小倉FⅡミッドナイト最終日及び10月4日に開催予定だった富山競輪FⅡ初日、武雄競輪FⅡモーニング初日、玉野競輪FⅡナイター初日、函館競輪FⅠナイター初日が中止となった。このうち松戸競輪GⅢについては5日を初日として開催されることが決定したが、他の開催はそのまま打ち切りが決まった。
 5日には松戸競輪GⅢ初日、青森競輪FⅡミッドナイト初日、宇都宮競輪FⅡ初日、大宮競輪FⅡ初日が開催される。
 今回の事態について、笹部俊雄JKA会長は、「この度のシステム障害により、昨日及び本日(3日及び4日)の競輪開催を中止する事態となりましたことを、お客様並びに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
 今回の障害は、競輪情報システムにおいて不整合なデータが入力されたことに伴うシステム障害により、開催中止・順延・打切りといった一連の事象が発生することとなりました。
 これまでの調査の結果、当該システムそのものについての問題でないことが判明しましたので、本日(4日)、安全性が確認されたものから順次開催することとなりました。
 今後このような事態が発生することがないよう、業界をあげて再発防止と信頼回復に努める所存でございます。
 なお、今回の事象は外部からの不正アクセスやサイバー攻撃といった事案によるものではなく、情報流出も生じておりません。
 お客様並びに関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを心より深くお詫び申し上げます」とのコメントを出している。

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