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2019年10月21日

レジェンド伏見俊昭が通算500勝を達成

レジェンド伏見俊昭が通算500勝を達成1

 10月21日、開設70周年記念京王閣競輪(GⅢ)3日目第7レース・S級特選において、伏見俊昭(福島・75期)がデビュー以来通算500勝を達成した。レースは、目標にした飯野祐太(福島・90期)が打鐘3コーナーから主導権を奪って出る展開。最終2コーナー8番手から酒井拳蔵(大阪・109期)の快速まくりが飛んできたが、2センター番手まくりで応戦した伏見が酒井を合わせ切った。通算500勝は、今年7月28日に青森競輪場で達成した倉岡慎太郎(熊本・59期)以来の記録で、昭和58年4月以降の競走においては通算34人目。平成7年4月のデビューから24年6カ月6日(デビューの日を含まない)、登録日からは24年7カ月16日(登録日を含まない)での達成となった。
 「飯野君が男気あるレースをしてくれました。無理に行かなくても良かったんですけど、絶対に主導権を取るって言ってくれてました。彼を残せれば良かったんですが、酒井君のスピード感が分からなくて、前に踏む感じになりました。
 初日にダメだったので、このままズルズルいって今回はできないんじゃないかと思ってました。今日のプレッシャーもすごかったです。本当は勝ち上がりで決めたかったんですけど満足してます。
 村上(義弘)さんや武田(豊樹)さん、大御所がまだ頑張っているので、自分も置いていかれないように、まだまだ頑張りたいですね。またGⅠ戦線に戻れるように。そのためにも番手の仕事をもっとこなせるようにしたいですね。今後も一戦一戦、しっかり頑張って、積み重ねていきたいです」
 4日制以上のGⅠを4V、KEIRINグランプリ(GP)を2度制している現役レジェンドはまだまだ前を向く。
 なお、伏見は『競輪に係る業務の方法に関する規定』第100条に基づき、後日JKAより表彰を受ける。

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