第49回 若いうちに距離走り基礎を作る 2019年1月30日
競輪学校合格に毎日気持ちは弾むばかり、夢と希望に溢れていました。合格後も朝5時に起きて父親にバイク誘導をしてもらい、午前中は新撰組で恩田康司選手、新谷隆広選手、小林晃選手、高林秀樹選手、高橋光宏選手のトップ選手達と赤城山や榛名山、時には浅間山150キロロードも行きました。先輩方のレースが重なって自分しかいない日も多々あり、その時は、前号でもご紹介した中之条周りの100キロロードタイムトライアルをして、ノンストップで2時間半!行ける時は少し道場で休憩、補給をしてもう一周100キロコースを走り、そのまま旧前橋競輪場へ。夕方暗い中、まず100周してから真っ暗になるまでもがいていたり、他の人があまりやらない事をとことんやりたがる人間でした。常に自分の限界が知りたくて日々走り抜いていました。その行動力が自分の心理的限界を広げ、強い忍耐力が作れたのだと思います。先ずは若いうちにしっかりと距離を走り抜いて基礎を作る事は大事だと思います。
話は変わりますが、年頃の19歳で息抜きは?と思われると思うので、プライベートを少しお話しします。高校一年生の時に出会い、コイツだ!と決めた自転車部のマネージャーが唯一の癒しでした。デート先は当時はまだホームセンターが出来始めた頃でしたので、もの珍しく、何も買わないけど、今では許されていない(当時は合法)ママチャリを二人乗りして、セキチューや当時イシヅカ(カインズホーム)に行き見て回るのがデートでした。けっこう真面目!!