中村淳選手栃木Ａ級２班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　その時代、時代の競輪に対応し、2001年の後期から現在までＳ級に在籍し続けている中村淳。近況は、ウエイトトレーニングや室内練習を中心に自身の体を追い込んでいる。
　「オーバーワーク気味な時もありますけど、試行錯誤しながらですね」
　スピード化に拍車がかかる近代競輪だが、48歳の中村にとってチャンスが減ったというわけではない。
　「最近の若い選手は押さえ先行っていうより、出脚を生かした先行をするようになってきている。（同県の）坂井洋とか眞杉匠もそういうレースをするタイプ。そこにしっかり付いて行けば、自分にも勝ち上がれるチャンスはありますから。最近はそこを意識した練習をしています」
　栃木にはこれからの競輪界を引っ張っていく新鋭たちがそろう一方で、これまでの競輪界を引っ張てきたレジェンドレーサーもたくさんいる。
　「年齢のことは、神山（雄一郎）さんがいる以上言えないですからね。Ａ級でも先輩方が一生懸命頑張っているから、自分はいい環境にいると思います」
　８月の小田原記念で通算299勝目を挙げた中村。その後は２着が６回ありながら、年内に300勝を達成することはできなかったが、必ずその時はやってくる。
　「昔と比べて選手全体のレベルが上がってきていますけど、まだまだ頑張りますよ」
　まずは、節目の勝利に向かって。2020年も中村の鋭脚に注目だ。

2019年12月25日更新

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