藤井昭吾選手 プロフィール

藤井昭吾選手の基本情報

ycm
  • 指数

    80
  • パワー
    ランク

    20
  • フジイショウゴ 藤井 昭吾

    登録地 滋賀

    年齢 37歳

  • 期別 99期

    登録番号 014757

    戦法 自在

    調子

  • 今期級班 S級2班

    前期級班 S級2班

    次期級班 S級2班

  • 直近4カ月得点 99.26

    今期得点 98.15

    前期得点 101.53

  • 練習地 街道

    生年月日 1986年5月4日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン51実績19デンジャ13差し脚31ダッシュ44機動力32

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ16ダッシュT31追込タイプ40

藤井 昭吾選手 スポット・インタビュー

初のG1を経て

藤井 昭吾

藤井 昭吾

 積極的な競走スタイルでキャリアを重ねて、今期は初のS級1班に昇班し一流レーサーへの仲間入りを果たした。
 「S級に上がってからもA級に落ちてしまうこともあったし、(S級1班への)道のりは遠かった。先行にこだわってやっていたこともあるし、そのせいか大敗も多かった。最近はまくりが出るようになったし、S級1班に上がれたのはそのおかげかも」
 2月には全日本選抜に出場。自身初となるG1の舞台に挑戦した。
 「昨年末の広島記念での(3日目のゴール後)落車がなければもうちょっとやれたかもしれないけど、根本的に脚力不足だし力の差を感じた。それでも収穫はあった。3日目は単騎戦だったけど動くべきところでしっかり動けたし、3番手を確保してバックから仕掛けてまくれたしいいレースができた」
 自力を主戦法としているが、近況は番手も増えて求められることも多くなった。
 「最近は人の後ろを回ることも増えて勉強になる。こないだの小田原(3月)は準決で上杉(嘉槻)君が頑張ってくれた。2車だったし最後はすくわれてダメだったけど、仕事をして渡邉雄太君を体で当たって止めることはできた。結果的にワンツーは決められなかったし、ほめられた仕事ではなかったと思うけど手応えはあった」
 ピスト6での活躍も目立ちすでに2度の優勝を果たしているが、その結果に満足せずにさらなる成長を図る。
 「(ピスト6では)2回優勝できたけど、それはまだみんなが慣れていなかった時の話で、決勝で思い切って先行したことが良かっただけ。今は周りも250バンクに慣れてきたしレベルも上がっている。自分が優勝できたのは運が良かっただけだと思う。ピスト6を走ると脚に刺激が入り、競輪の方にもいい影響が出ている。ベースの脚力底上げにつながるし自分が課題としているスピードという部分でもいい方に出ていると思う」
 スピード化により一層拍車がかかる競輪にも、ピスト6はプラスの要素をもたらしている。
 「大きいタイトルを獲りたいという気持ちは特にない。それでもG1を走って感じることはあったし、その経験を生かしてトレーニング内容とかを考えていきたい。一つ一つのレースの中で一番いい判断と組み立てをしてレースを積み重ねていけるように」
 デビュー13年目で得た初の経験を糧にして、これからも目の前の一走に全力で挑む。

2023年3月20日 更新

着実な一歩が花を咲かせる

藤井 昭吾

藤井 昭吾

 「やるべき事をコツコツとやる。そういう人が一番強い気がしますね」
 今年から二度目となるS級に復帰。小さくまとまることなく、積極的なスタイルは昇級後も崩さなかった。すると、2月広島では1着と待望のS級初優出。続く静岡記念では準決に駒を進めると、近畿の雄、村上義に前を任されるなど着実にステージを上げている。
 「静岡は責任ある位置でも走れて勉強にもなりましたね。でも、目標の準決勝にいくっていうのは達成できたけど、過程が良くなかったです。2日目の組み立てとか準決のレースとか。嬉しいには、嬉しいですけど100%じゃないですね。これからに生かして、もう一度責任ある位置で走れるように」
 落車の怪我の影響で伸び悩んだ時期もあって、ここまでは決して順風満帆ではなかったかもしれない。しかし、試行錯誤と継続する力が藤井を成長させた。
 「(最近の好走は)新しい練習を取り入れたのが合っているかもしれないです。レースでも練習でやってきたことが出せるようになってきました。器用なタイプじゃないですし、一歩ずつですね。ポンとは上がれない」
 目先の結果にとらわれず、将来を見据えて、自身の信念を貫く。
 「今は徹底先行でどこまで上がれるか。ここでまくりに構えても点数は少ししか上がらないと思います。でも、先行で勝ち上がれれば、もっと伸びシロはあると思いますし。近畿の人は、みんなそうやって上がっていっています」
 地道な努力が結果に結びついてきた。さらなる高みへ、その歩みは止めない。
 「近畿の先行選手はみんな押さえて駆けられるので、他の人ができない事をしたいです。目標の最低ラインはS級点の確保。上の目標は決めていません。持っているモノは高くないし、コツコツここまで来たので、今後もコツコツといきたいです」

2019年1月18日 更新

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