山田諒選手岐阜Ｓ級１班プロフィールスポット・インタビュー｜　当たる競輪（けいりん・KEIRIN）無料予想はエンジョイ

　中部の新鋭・山田諒が、８月富山で記念シリーズに初参戦。初日はただ一人、２周半を逃げ切る豪脚を披露したが、浅井康太に前を任された二次予選Ａでは、流したところをカマされて９着に敗れた。
　「え？今来るの？っていうタイミングで（別線が）飛んできました。踏むべき場所で踏めてなかったですね…。前に出切ってしまえば、どうにかなるっていうのがあったんですけど、全然ダメでした。こんなレースをしていると、番手の選手にも信頼してもらえないと思う。この失敗を取り返すためにも、多少、強引でもしっかり前に出て、アピールというか、見せ場を作るっていうことを意識しないと」
　気持ちを新たに挑んだ３日目は、河村雅章にまくられて５着。しかし、取鳥雄吾を合わせ切る気迫のレースを見せた。
　「力は出し切りました。ダッシュがある取鳥さんを合わせ切れたのは収穫です。今の脚力で、まくられるのはしょうがないんですけど、カマシだけは絶対に合わせたいって思っている。あとは、距離を踏んでいる中で、もう一回加速して、合わせられるようになることですね」
　上位との差を痛感し、課題も明確になった今シリーズ。次は、９月21日から開幕する地元の岐阜記念だ。
　「今は先行しかないです。僕がどんなレースをしたいのか相手も分かっているので、そこをどう叩いて行くかですね。富山を走って、今の脚力では上で通用しないってことが分かったので、その差を少しでも埋められるように岐阜まで練習します。先輩たちと走れるように頑張りたいです」
　どこか同県の竹内雄作を彷彿させる雰囲気がある山田。先輩の背中を追って、特別で大暴れする日を待ちたい。

2019年9月5日更新

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