最も欲しいタイトル
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的中率
的中率 3位
- 35%
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的中率
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- 回収率
- 57%
細川記者
1古性が今年も単騎でダービー王の称号を狙う。昨年の川崎記念のあとにナショナルチームの練習に参加して、意識から練習メニューまですべてが変わった。「僕は日本一を目指していたけど、彼らは世界を目指していた」。
あれから一年。「数値的には上がってきましたけど、まだまだ物足りない。でもこの開催が終わったときに僕が優勝できていれば。ダービーは季節の変わり目ですし、いままでは変化に対応できていなかった。ほかの人が優勝していたら、また頑張るだけなんで」と穏やかな表情で前検日入りした1古性。限られた時間の中で、やることはすべてやってきた。
ゴールデンレーサー賞は単騎で制したが満足はしない。「もうちょっと豪快なレースができたらいいなっていうのがありました。しょうもないレースをしてしまいました」。
準決勝は絶体絶命の8番手に置かれたが10秒9で決勝の切符をつかんだ。「冷静に前を見て、犬伏君までめちゃくちゃ遠いなって。1回当たった時に小林君をどけ切れなくて、そこで1回減速した。それで2回目当たった時に押し込めたんで、そこから踏み込んだ。けど、あんまり伸びなかった。(ゴールした時は)4、5、6(着)とか、その辺かなと。(準決の)映像見たら踏みすぎているんで、修正したい」
最も欲しいタイトルをつかむために修正に余念はない。去年の決勝も単騎で3着に敗れたが、今年こそ単騎でダービー王の称号をつかみ取る。