再び上昇気流に乗る山田英

• 　小松島競輪場を舞台に、国際自転車トラック競技支援競輪（Ｇ３）が、３月23日～25日の３日間開催で行われる。15年から始まった当大会も、今回で第６回目を迎えた。Ｓ班こそ不在ながら、山田英明、古性優作、郡司浩平、山崎芳仁、根田空史らこれ以上ないくらいの強力メンバーが参戦。白熱したＶ争いを繰り広げる。また、今節行われるケイリンエボリューションも３日制で覇を争う。そちらにも注目したい。

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インタビュー

• 　直前インタビュー 1

• 　１月立川記念の落車で左手中指の腱を切った。全日本選抜ではだましだましだったけど、だいぶよくなってきてたし、３月からはバシッと走りたかったんですけどね。名古屋記念の落車でまた指を痛めてしまった。骨は大丈夫そうだけど、精神的に参りますね。でも地元なんで気持ちで頑張りたいです。

• 　直前インタビュー 2

• 　２月宇都宮で落車したけど、骨折とかではなかったんで、体は大丈夫ですね。でも、エース機（フレーム）でコケるのが２回目なんで、フレームを換えるのに試行錯誤してるし、まだいい感じではない。まずは３月に向けてみっちり上げていけるように。意気込みは「狙いにいきます」と書いておいてください。

推奨選手

• 　Pick Up 1

• 　今期が初のＳ級戦ながら、１月平を皮切りにＦ１戦は4回優出と大健闘している。２月静岡記念でも、二次予選で小松崎大を力でねじ伏せて１着。存在を存分にアピールした。２度目のＧ戦でも暴れ回るか。

• 　Pick Up 2

• 　３月名古屋記念では、２着と２連対。初日は打鐘から先行して小野俊とワンツー。３日目は後方まくりで久米康ら別線を粉砕と、年齢を感じさせない力強い走りを見せてくれた。

• 　Pick Up 3

• 　１月和歌山記念で２連対など、今年に入って成績が上昇している。２月高知では、自力、番手と器用に立ち回って１着。車の進みも良好だが、番手技術も確実に向上している。上位戦でも警戒したい。