今年も主役は譲らぬ平原康

• 　大宮競輪場開設73周年記念「東日本発祥倉茂記念杯」は、１月15日～18日の日程で開催される。今シリーズはグランプリ2021で連係した平原康多、宿口陽一、吉田拓矢のＳＳ班３名が参戦。優勝争いをリードしていく。しかしながら、他にも深谷知広、町田太我なと超ド級の自力型がいるので、一筋縄ではいきそうにない。この大会では圧倒的な実績を誇る平原が９Ｖ目を飾るのか、それとも阻止する選手がでるのか、興味津々のシリーズだ。

• レース展望を読む

インタビュー

• 　直前インタビュー 1

• 　昨年９月松阪記念で落車して１カ月半欠場。復帰後はなかなか調子が上がってこないが、21年前期はＦ１戦で３Ｖ、ビッグレースでも予選で確定板入りが多かった実力者だ。地元記念で上昇機運に乗るか。

• 　直前インタビュー 2

• 　やや勝ち味に遅い面はあるが、初日予選は堅実な走りで成績をまとめている。昨年の後期は13場所参戦して１勝、２着17回、３着６回。今シリーズは埼玉のＳＳ班２名が参戦するので上位進出のチャンスだ。

推奨選手

• 　Pick Up 1

• 　昨年11月にＳ級特進を達成すると、12月別府１着、同月高知２着。Ｓ級２場所目に早くも初Ｖをゲットした。ダッシュ力、スピードには素晴らしいものがあり、持久力が強化されれば鬼に金棒だ。

• 　Pick Up 2

• 　最近は自在戦が冴えていて連がらみが多い。11月松戸、同月立川と続けて準決で連にからむと、12月小田原は１着と２勝を挙げた。一次予選はもちろん、二次予選でも軽視できない。

• 　Pick Up 3

• 　調子を落としていた時もあったが、ここに来て復調してきた。12月立川では久しぶりに予選で勝ち星をゲットすると、同月名古屋１着は逃げ切りで２勝を挙げている。同格戦は目が離せない。