鈴木が上がり11秒１の快速まくりで１年２カ月ぶりのⅤを手中に収めた。荒木がＳ取り争いを制して正攻法の位置へ。鈴木―古川の千葉勢を迎え入れて前団。中団は佐藤―土屋―二藤、松山―山口―新井は後ろ攻めで周回。レースは青板バックから動く。松山が上昇して誘導後位が入れ替わる。続いた佐藤と鈴木で中団は併走となって打鐘。外併走の佐藤が２センターから一気に踏み上げると、松山を叩いて最終ホーム過ぎに主導権。すると、松山は飛び付きに転じ、１センターで土屋を飛ばして番手を奪う。モツれる前団に対し、後方で脚を溜めていた鈴木がバック手前からアタック。大外を一気に加速する鈴木に、松山のけん制も届かない。そのまま後続を３車身突き放して快勝した。松山後位から抜け出した山口が２着で、３着も松山。