• いわき平競輪場第61回オールスター競輪8/15〜8/19

後記 GⅠ 平 08/15 ガールズ・アルテミス賞

華麗なまくりで長澤彩V

長澤彩

長澤彩

 「正直、優勝できるイメージはなかったです。とりあえず自分の力を出せたらなって考えていました」
 最後方からの大まくりで他の6人を沈めた長澤が、偽らざる心境を吐露する。近況は普通開催でも優勝から遠ざかっていた。優勝を意識して硬くなった昨年の経験を糧に、長澤が無欲でビッグな勝利を呼び込んだ。
 「去年(のアルテミス賞)は優勝を狙いすぎて失敗したんで、あんまり狙いすぎないようにと思っていた。そしたら仕掛けて、思ったより進んだ。変な力みもなくスッと進んだんで、自分でもビックリしました。体の使い方の部分で、いい筋肉があんまり使えてなかった。それが最近になってやっと感じが良くなって、それをこのレースで出せてよかったです」
 2年連続のグランプリ出場へ向け、長澤がこの勢いを加速させたい。
 「しっかり攻めていく気持ちがないとダメだなってわかりました。去年(のグランプリ)は全然レースに参加できなかったんで…」
 昨年、シンガリに終わったグランプリ。年末必ずやもう一度、同じ舞台に長澤は戻ってくる。
 人気を背負っていた鈴木は、逃げた尾崎の後ろの好ポジションを確保した。が、長澤のまくりへの対応が遅れた。
 「大事に大事にいったのが…。あぁ、悔しい。組み立ては悪くなかったと思うんですけど。尾崎さんが行って、番手を取れていい感じだった。ただ、内も外もいて…。長澤さんが来る前に踏んでたら(優勝が)あったと思う」
 併走もあったが周回中から終始、鈴木をマークするような形になった小林が3着に入った。
 「展開と位置は良かった。(最終)3コーナーの入り口で(長澤に)切り替えられなかったのが、自分の課題なんですかね」
 打鐘の2センターで先頭に立った太田は、ペースを緩めて石井、尾崎に内、外を行かれて万事休す。
 「前に出たところで全開で踏めば良かった。なんで踏まなかったんだろう…。後悔しています。あそこでしっかり駆けられていれば、(結果は)違ったと思います。自分の判断ミスです」
 最終ホーム手前で主導権を奪った尾崎だったが、3角過ぎにいっぱい。
 「弱すぎますね。いい時に比べたらまだまだ。ただ先行しただけじゃ、自己満足になっちゃうんで…」

Race Playback

レース経過

誘導員 : 阿部力也

 鈴木、小林、長澤、太田、石井、尾崎、元砂で周回。赤板の2コーナーから石井が動いて前に出る。その上を太田が叩きに行くと、太田に続いた尾崎が踏み上げて最終ホームで主導権。2番手は打鐘の4コーナーで尾崎に飛び付いた鈴木が付ける。しかし、太田を突っ張った石井がインで踏み続けて隊列が短くなり、最後方にいた長澤が1センターから仕掛ける。2番手から踏んだ鈴木も乗り越えV。

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