• 小倉競輪場ナイター4/7〜4/9

SV FⅠ 小倉 04/09

吉田拓が別線を完封

吉田拓矢

吉田拓矢

 3日間、先行した吉田拓矢がオール連対で優勝を果たした。初手は、吉田-神山拓弥-小林大介、松岡貴久、山崎芳仁-伏見俊昭-伊藤大志、松坂洋平-柴田竜史で周回を重ねる。
 青板のバックから動いた松坂が、赤板過ぎに前受けの吉田を押さえて先頭に立つ。南関コンビに乗った山崎は、吉田をけん制しながら松坂を切って、打鐘を迎える。下げた吉田はすかさず反撃に出ると、最終ホームで山崎を叩いて主導権を奪取。関東ライン3車で出切って、その後も吉田が快調に駆ける。北日本ラインをすくって4番手を確保した松岡だったが、なかなか仕掛けられず、後方からまくった松坂の車の出も悪い。逃げる吉田を先頭に4コーナーを回ると、力強い踏み直しで番手の神山を振り切って、昨年11月西武園以来のVを飾った。神山と小林が2、3着に続き、関東勢で上位独占が決まった。

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