中村圭志が01年８月のデビューから待望のＳ級初優勝を遂げた。
　木村幸希－西田雅志の広島勢が前受けし、以下、山中貴雄－高原仁志－渓飛雄馬の四国勢、松川高大－中村－小川勇介－八尋英輔の九州勢で周回。打鐘が鳴る直前に松川が上昇を開始。２センターで松川は誘導を交わして主導権を握る。広島コンビは車を引き、山中が切り替えて中団を確保する態勢から、最終ホームで松川は腰を上げてスパート。別線からの反撃は全くなく一本棒で２センターを過ぎ、ようやく山中、木村が踏み出す。だが、松川を脅かすには至らず。そのまま松川が逃げ切るかに、ゴール寸前で中村が差した。