• 富山競輪場F1シリーズ10/19〜10/21

SV FⅠ 富山 10/21

山田諒が2周半逃げ切る

山田諒

山田諒

 後続がけん制し合って仕掛けない意外な展開で、山田諒がまんまと逃げ切り。昨年6月の特進からこれがS級初優勝となる(ブロックセブンを除く)。
 スタート争いを制して北野武史が正攻法の位置を確保。高橋和也-北野-柴崎俊光のラインが前団を占め、中団に櫻井正孝-竹内智彦の宮城コンビで、山田-吉村和之の岐阜勢が後攻めとなって周回を重ねる。青板2コーナーから山田が上昇を開始。山田はバック線通過と同時に誘導を切って前に出る。すかさず櫻井が切り替えて中団位置に入り、高橋は5番手に。そこから櫻井と高橋は互いにけん制し合って前との車間が大きく空く。山田はこの動きを尻目に打鐘あたりからペースアップ。櫻井と高橋は依然として見合ったままで、車間は詰めるもともに動けない。そのまま直線に入って、マイペース先行の山田が、吉村の追撃を退けて押し切った。それぞれ櫻井、高橋を捨てて竹内、北野も伸びるが、3着争いがやっとだった。

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