• 和歌山競輪場F1シリーズ12/10〜12/12

SV FⅠ 和歌山 12/12

東口善が地元F1を連覇

東口善朋

東口善朋

 地元エースの東口善朋が11月開催に続き当所連覇。親王牌で表彰台に上がった実力はダテではなかった。
 号砲で山田久徳、村上義弘の京都コンビが勢い良く出るが、これを制して最内枠の東口善朋が正攻法の位置を確保。稲毛健太-東口-藤田勝也の地元勢の前受けとなり、中団に山田-村上の京都コンビ、それぞれ単騎の竹内雄作、根田空史が6、7番手で周回を重ねる。青板4コーナーから京都勢が上昇。赤板過ぎには前団を押さえるが、そのまま続いてきた竹内は地元勢に追走を阻まれて外に浮く。覚悟を決めた竹内は踏み上げていって打鐘で京都コンビを叩いて先行態勢に入る。最終ホーム手前から稲毛が巻き返すも、村上にブロック一発をもらうと、1コーナーでは失速してしまう。東口は村上後位にスイッチ。単騎で逃げまくる竹内を、バック手前からまくった山田が3コーナーで捕まえる。最後方からの根田のまくりは届かず、山田を先頭に直線に帰ってきて、ゴール前は山田、村上、東口で横一線。3番手から先踏みした東口が僅かに伸び勝った。

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