• 小倉競輪場ナイター2/7〜2/9

SV FⅠ 小倉 02/09

中川誠が大まくり

中川誠一郎

中川誠一郎

 前が踏み合う展開も味方したが、中川誠一郎の代名詞となっている大まくりが炸裂。あっという間に後続に8車身差を付けるVで健在をアピールした。
 堀内俊介がスタートで出て、和田真久留-堀内-福田知也の神奈川勢が前受け。4番手に単騎の中川が入り、藤根俊貴-武田豊樹が5、6番手で、最後方はやはり単騎の久保田泰弘となって周回を重ねる。動きないまま赤板を過ぎ、1コーナーから藤根が上げていって、2コーナーで和田を押さえて前に出る。藤根-武田にはそのまま久保田が続き、4番手となった和田は打鐘3コーナーで反撃を開始。藤根も踏み上げて応戦するも、スピードの違いで最終ホーム過ぎには和田が主導権を握った。だが、堀内は口が空いて武田に捌かれ、和田の番手には藤根がハマる。そして、なおも3番手の外で粘る堀内を武田が振って飛ばしにいくと、久保田が内をすくってくる。和田が逃げて、番手に藤根、3番手が3車併走の大渋滞。このモツレを中川は見逃さなかった。2コーナーから一気にまくり出ると、3コーナーでは和田を捕らえて独走状態に。そのまま中川が圧勝。離れた2着争いは久保田が制する。抜きにくる藤根を合わせて粘る和田の内を突いた。

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