• 静岡競輪場開設71周年記念2/1〜2/4

後記 GⅢ 静岡 02/01

清水裕友が単騎で強敵を粉砕

清水裕友

清水裕友

決勝優勝写真
決勝優勝写真
決勝優勝写真

 決勝戦は、佐藤壮の自転車のクリップバンドを交換した影響で、予定されていた発走時刻よりも約4分ほど遅れて行われた。単騎の不利を跳ね返して、早くも今年2度目の優勝を飾った清水裕友は「嬉しいっす」と素直に喜んだ。
 深谷知広の番手から4度目の川崎記念制覇を成し遂げた郡司浩平が、前回りを買って出て南関勢は二段駆け態勢。郡司が赤板で突っ張ると、周回中に6番手の位置取りだった清水は、内を進んで4番手のポジションを手に入れた。
 「初手は取れた位置から。一番後ろにならないようにとは思ってました。(小林)泰正が先に切りそうで微妙だったけど、4番手をスルッと取れた。泰正が切ったら付いて行って、次に来る寺崎(浩平)さんのところにスイッチしようかとかは考えていた。(小林が)戻ってきたんで、行けるところまで内を行ってみようと」
 これ以上ない位置を確保してもなお、郡司の後ろには深谷が控えている。清水が最終2コーナーから踏み込んで、反応した深谷がバックから番手まくり。3コーナーで2人の体が重なると、そこからはSS同士の熾烈なデッドヒートだった。
 「深谷さんが郡司さんを残し気味にけん制していたんで、その隙を狙って仕掛けられました。(深谷が)車間を空けるので詰まって、そのタイミングで外もいなくなったし、行きました。(年末から使っている新車が)グランプリの時もかなり良かったんですけど、そこから(調子も)良いです。新車さまさまですね」
 1月大宮記念以来、11度目のG3優勝は、その大宮記念に続いて別線の二段駆けを力で粉砕してのもの。結果だけでなく、その内容からも、充実ぶりが際立っている。直後に迫った全日本選抜には、この勢いのまま臨めるだろう。
 「(得意な)寒い間に稼げるだけ稼いでおきたい。結果が出てるんで、それが一番ですね。出来過ぎなんで。でも、流れが良いうちに、行けるところまで行きたい。(全日本選抜には)体調をしっかり整えて行きたい」
 全日本選抜は、20年にビッグ初戴冠を果たした思い出の大会。それ以来となるG1タイトルを、輝きを取り戻した清水が全力で獲りにいく。

 静岡に移籍して以来、3度目の地元記念だった深谷知広だが、番手まくりに出たものの静岡記念初制覇はならず。レース後は肩を落とした。
 「全部、郡司君に任せていました。あれだけ行ってくれたのに、申し訳なかったです。(別線を)しのがないといけないし、力不足でした。(仕事をしたが)決められるところを決められていないのでまったくダメです。(清水を)張る力も残っていなかったし、外をのみ込まれた。力負けです。(番手の技術は)まだまだだけど、そういう位置を回ることも増えると思うので頑張っていかないと」

 内を締めて深谷に続いた佐藤壮が3着。まずは発走前のアクシデントを詫びた。
 「クリップバンドが切れてしまって、みんなに迷惑をかけてしまった。申し訳ないです。是が非でも離れちゃいけないと思った。内は空けたらダメだとそれは意識していました。(深谷の動きは)予測していたし、(追走できたことは)価値があると思う。自信にはなります。連日、前のおかげですけど、まさか記念の決勝に乗れて3着に入れるとは」

Race Playback

レース展開4
 寺崎浩平選手の巻き返しを郡司浩平選手が突っ張り切るが、今度は清水裕友選手がまくりで襲う。番手まくり応戦する深谷知広選手だったが、ねじ伏せた清水選手がV

レース経過

誘導員 : 二藤元太

 スタートは最内枠の深谷知広が飛び出して誘導員を追う。郡司浩平-深谷-佐藤壮、小林泰正-神山拓弥、清水裕友、東矢圭吾、寺崎浩平-大石崇晴の並び。 青板2センターから寺崎が上昇すると前攻めの郡司、中団の小林がこの動きを警戒。赤板で郡司が誘導員との車間を詰めながら先頭に立つと、南関勢の後ろに清水、東矢が切り替える。郡司は2コーナーから更にペースを上げる。ジャンで後方の寺崎が再度巻き返すもスピードは鈍く、最終1コーナーで後退。2コーナーから清水がスパート。深谷も清水に合わせて出るが、直線では外併走を堪えた清水が伸び返して今年2度目の記念制覇。地元の深谷が2着。深谷後位を回った佐藤が3着に入った。

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