• 1/29〜2/1
  • 高松競輪 開設75周年記念玉藻杯争覇戦in小松島

  • 1/29〜2/1

後記 GⅢ 小松島 01/29

完全Ⅴで地元記念初制覇

石原颯

石原颯

優勝写真
優勝写真
優勝写真

 石原颯が6度目のG3決勝戦の舞台で嬉しい記念初優勝。連日自力で圧巻のパフォーマンスを見せており、勢いそのままに完全Vという最高の形で今シリーズを締め括った。
 昨年GP王者の郡司浩平と吉田拓矢というS班2名が名を連ねた決勝戦。石原は犬伏湧也に前を託して、後ろには香川雄介-田中勇二と前後充実の布陣で強敵に挑んだ。
 「(優勝できて)ほっとはしたけど、振り返ったら反省点が多い。犬伏さんはカマシが強いので、いけるところからカマしてくださいって思っていました」
 犬伏の得意なダッシュ戦で挑んだ中四国カルテット。打鐘からカマした犬伏が先頭に出て最終ホームを通過すると、石原は犬伏の後輪に集中して、しっかりと追走した。
 最終1センターから後方の吉田拓矢が勢い良くまくりを繰り出すと、石原は3コーナーから番手まくり。
 「僕が番手回りを慣れていないので、出るタイミングも遅れましたし、締め込みながら出たので犬伏さんにも申し訳なかったし、香川さんのコースもなかったし、申し訳なかった。犬伏さんが行ってくれているので、勝たないと申し訳ないと思って一生懸命踏みました」
 一瞬、吉田に半車身ほど前に出られたが、諦めずに踏み続けて内から盛り返すと、ゴール線を先頭で駆け抜けた。
 「誰がきてもおかしくなかったし、ゴールするまで気が抜けなかった。やっぱり番手回りは慣れないので、(将来的に)頼れる番手になりたいですね。やっぱり記念優勝は嬉しいです」
 地元香川勢の高松記念優勝は1986年の36周年後節で優勝した三好章仁(43期・引退)以来、約40年ぶり。自他ともに認める香川のエースに成長した石原が今後も四国勢を引っ張る存在になるだろう。

 出脚鋭いまくりを繰り出した吉田拓矢だったが、石原に内から盛り返されて2着となった。
 「(松岡が入ってきたところは)そこは気にしないで脚を使わないようにと思っていました。今回は3日間、番手でしたし、最近は距離を行ってなかったのもあるけど、今日の感触は良かったです。出は良かったですね。石原が強かったです。さすが3日間、逃げ切っているだけありますね。(併走になったところは)締め込めれば良かったですけどね。(全日本選抜はあるが)まずは静岡があるので頑張ります。(昨年の優秀選手に選ばれて)周りに助けられて、いまの自分があると思っていますし、ありがたいことですね」

 吉田をマークした金子幸央が3着。今シリーズは4日間全て確定板入りを果たすなど、存在感を見せた。
 「(吉田)拓矢はすごく強かったです。力の差を感じました。フルパワーでついていきました。拓矢とどっちかがワンツーかなと思っていたんですけど、(石原が内から合わせて踏んで)マジかよ?と思いました。(吉田と石原が踏み勝つのは)どっち?どっち?って思って、コースを見ている間に脚がいっぱいになってしまった。でも3着に入れたのは良かったです。これからも上位で戦えれば、練習にも身が入りますね」

Race Playback

レース展開4
 先行した犬伏湧也選手の番手から石原颯選手が発進。まくり迫る吉田拓矢選手を合わせ切って優勝。合わされながらも粘った吉田拓矢選手が2着。

レース経過

誘導員 : 原田研太朗

 初手の並びは郡司浩平-松谷秀幸、吉田拓矢-金子幸央、松岡辰泰、犬伏湧也-石原颯-香川雄介-田中勇二で落ち着いて周回を重ねる。 青板3コーナーから犬伏が上昇。赤板経過で郡司に突っ張られた犬伏は元の6番手に戻るが、打鐘手前で一気に巻き返す。郡司も察知して踏み上げたものの、ダッシュで上回る犬伏は2センターで郡司を叩いて先頭に立つ。石原、香川と出切って、郡司は4番手。6番手は内をすくった松岡に奪われ、7番手となった吉田だったが、最終2コーナーから目の覚めるようなまくりを放つ。郡司が反応できないほどのスピードで上がっていった吉田に対し、石原も空けた犬伏との車間を詰めると、3コーナーからタテに踏み出して応戦。一時は吉田が半車身ほど前に出たが、石原も内を盛り返して直線へ。踏み合いから吉田をゴール前で振り切った石原が記念初優勝を達成。2着に吉田で、3着にも吉田を追った金子が入る。