後記 GⅢ 宇都宮 05/23
武田豊、岩津裕のSS班2人が欠場し、優勝候補筆頭に推された地元の神山雄も準決敗退となった波乱のシリーズは、佐藤慎が通算7度目の記念制覇で幕を下ろした。
地元勢は飯嶋則が唯一の決勝進出となったが、その他の選手もハッスルした。そのうちの一人、佐藤悦は前検日に「地元(記念)はなかなか走る機会がないので。数少ないチャンスでできるだけ活躍をしたい」と語っていたが、3勝をマークし存在感を示した。
「練習した成果が出ました。欠点は準決みたいなレース。飯嶋則さんのようなレースができれば。伸び脚は差がないと思うので、内に斬り込んだり、ヨコの動きとかできれば安定感も出てくると思う」
ブレイク中の近藤隆は準決敗退も、今シリーズも3勝と魅せてくれた。
「思ったより厳しくて久々に苦しかったです。もうちょっと力をつけていきたい。やっぱり一瞬の判断が命取りですね。最近は強い選手に話しかけてもらえてます。今回も松岡健介さんや村上義弘さんにウエイトや練習方法を聞かれたりして。そういうのも刺激になってますね」
武藤龍は4月高知記念に続く記念の準決進出も最終日に落車の憂き目に。
「ここ2場所歯車がかみ合ってなかったんですけど、(前回)前橋のあとに師匠にセッティングを見てもらって、良い感じの時に戻りました。脚の状態も良かったんですけど、良いことあると悪いこともありますね」
戸田康は2度の鎖骨骨折から、ようやく状態が戻りつつある。3日目にS級初勝利を飾ると、最終日も3着に逃げ残った。
「S級初勝利は嬉しかったです。体重もピーク時より4㎏落ちてたんですけど、練習しながらちょっとずつ戻ってきてます。これをきっかけにしていきたいです」
追い込み型では松尾信が3日間確定板入り。
「自信につながり、プラスになりました。記念で上のクラスで走りたいという欲が出てきました。普段の練習で園田匠さんから、位置取りや車間の取り方をアドバイスしてもらって助かってます」