• 第6回 国際自転車トラック競技支援競輪3/23〜3/25

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 小松島 03/23

木村隆弘

木村隆弘

 四国4車で結束したウィナーズカップ決勝に続いて、ここでも瀬戸内3車が決勝戦に進出。G3初優出を決めた佐々木豪を先頭に結束した。中四国勢の今後を大いに期待させる3月後半戦だった。残念ながら地元、徳島勢からのファイナリストはいなかったが、力を出し切った3日間といっていいだろう。なかでも木村隆はシリーズ2勝と気を吐いた。

 「何とか2勝はできたけど、連日展開がよかった。展開が向けば上位でも戦えるなって自信にはなりました。あとは準優でいかに3着までに入るかが課題ですね」

室井健一

室井健一

 活躍が期待された阿竹智、室井健は予選2着権利という勝ち上がりに泣いた。それでも残り2日を1着、2着だった室井は「展開に恵まれた。あとは初日みたいに千切れんように練習せな」と笑顔。一方の阿竹は「ここ最近は地元で決勝を外すこともなかったのに情けない開催だった。勝つときにしっかり勝っとかんと」。初日、タイヤ差3着に敗れたショックをぬぐえないままシリーズを終えた。

小林圭介

小林圭介

 3着を3本並べた小林圭は近況の成績どおりの鋭い伸びを見せた。最終日も前が離れて7番手から外を追い上げたものだけに価値はある。

 「何も変わったことはやってないんですけどね。成績が上がって競走が楽しいんで、自然と練習にも身が入る」

 飯嶋則も状態上向きを口にした。

 「今まではやみ雲に練習してたけど、こういうのだったなって感覚を思い出して来た。今回も疲れてるわりに頑張れたし、かなりいい状態なんで。あとはその感覚で練習して苦しむだけ」

 エボリューションではカーボン素人の竹内公が健闘を見せた。

 「いい勉強になりました。3日間、カーボンは体にこたえますね。でも、これからは練習にも取り入れてみようかな」

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