• 川崎競輪場開設69周年記念桜花賞・海老澤清杯4/7〜4/10

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 川崎 04/07

松谷秀幸

松谷秀幸

 昨年に続きナイター開催で行われた川崎記念。決勝は小原太が制し、地元勢が2年連続で覇者を輩出した。地元Vを期待された松谷秀は、連覇を狙う郡司浩と準決で敗退。結果を悔やみつつ、状況判断をポイントにシリーズを振り返る。

 「最低限、決勝に乗りたかったですね。チャンスをモノにできなかったです。やっぱりシビアにならないといけない所もありますね。(準決は)地元じゃなかったら切り替えているんですけど。前が(郡司)浩平だし、自分の優しさが出てしまいました。G1は一瞬の判断でダメですから。難しい。最終日も抜けてないし、もうちょっとレベルも上げないといけないですね」

取鳥雄吾

取鳥雄吾

 取鳥雄は着で1勝に甘んじるも、持ち味の積極的な競走を披露。活躍が目覚ましい107期の中で、自身の個性を懸命に育てている。

 「今回も同期がいっぱいいたんですけど。僕だけにしかないものを見つけるなら、みんなが嫌がるくらい行かないといけない。でも、最終日は、それができなかったですね。いつもは(打鐘の)2センターでいっているのに、最終日は考えてしまって。準決で(後ろが離れて)一人でいって食われてしまっているので。自信がなかったです。4日間通して、(積極的な競走を)やれるようにならないとダメですね」

才迫開

才迫開

 才迫開は、3日目に逃げ粘るなど6着の3連対。3月のウィナーズカップで火がついた闘争心を、川崎の地で燃え上がらせた。

 「ウィナーズは、だいぶ思うところがありましたね。このままじゃダメだなって。気持ちを入れ替えるキッカケになりました。今シリーズはどこかで先行もしたいと思っていたし。3日目はある程度粘れてよかったです。今は自転車に対して、強い気持ちで取り組めていると思う。3連対だし、結果が出ると安心しますね。でも、これに甘えないで続けていきたい。今後にダービーも地元も控えているので」

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