• 名古屋競輪場開設69周年記念金鯱賞争奪戦・楽天カップ5/17〜5/20

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 名古屋 05/17

吉田敏洋

吉田敏洋

 3月開催に続き、今年2度目の名古屋記念。地元の吉田敏は直前の平塚ダービーで落車のアクシデントに見舞われた。準決勝で4着に敗れて、大会連覇の夢は断たれた。それでもシリーズ3勝。4日間を全力で戦い抜いた。

 「脚力が(自分の)希望するくらいまで上がり切ってない。そのぶん、逆に集中力が高まっていた。今シリーズは(柴崎)淳と(竹内)雄作に助けてもらいながらだった。グレード戦線ではこういう走り方が多くなってくる。竹内、淳、浅井(康太)と毎回調子がいいわけじゃないし、ラインの総合力で対抗していく。シリーズを通していい勉強になった。来年のオールスターが名古屋なんで、昨日(準決)の悔しさは1年忘れずに」

 今シリーズは落車事故が頻発した。新車を投入した園田匠は準決勝で落車滑入の4着。最終日を欠場した。

 「体は無事です。今回は新車で未知数だったけど、新車の感触はよかったし、(新車も)大丈夫。練習でも1、2回しか乗ってなかったのに、それが出たのは収穫です。流れがきていると思ったけど、モノにできなかった」

村田雅一

村田雅一

 村田雅も準決勝で落車したが、シリーズ3連対と大暴れ。好調が続いている。

 「今年に入って、椎木尾(拓哉)を見習ってダイエットを始めました。もう8キロぐらいは減りました。昔にやっていた千メートルとかしんどい練習を増やした成果も出ています。落車のケガは大したことがなくて、最終日に勝つことができました。これだけ戦えるなら楽しみですね。しっかりケアして次に備えます」

村上直久

村上直久

 村上直は敗者戦で3度の確定板入り。大ケガから復帰2場所目でリズムを回復している。

 「(12月小松島の

落車で)鎖骨、肋骨

を骨折したけど、練

習のタイムは落車前

よりも出ている。感

触はよかったです」

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