• 宇都宮競輪場開設69周年記念宇都宮ワンダーランドカップ6/28〜7/1

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 宇都宮 06/28

 前半戦、最後の記念開催となった「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦」。中川の優勝で幕を閉じたが、来期を見据えた強豪達も最後まで気持ちを切らさずに奮闘を見せてくれた。

平原康多

平原康多

 平原康は準決で敗退。それでも、現状を受け止めて、目前に控える大舞台への糧にした。

 「(準決は小原太に)突っ張られて脚に来ている状態で、竹内(雄作)に駆けられてしまいました。最悪の展開。(神山)拓弥が地元だし、無理矢理仕掛けたんですけど、あれでいけてたら神の領域です。受けて立って勝てる力がない。でも、これが今の実力だし、見つめて底上げができれば。方向性も見えてきましたね。あとは、自分で戦えるように改良して。何にも考えないと突き落とされてしまうし、今は考えさせられる時期と思ってやるしかない。サマーナイトで結果を出せるチャンスがあるので、落ち込んでいる暇はないです」

古性優作

古性優作

 古性優も、「今期最後なので、今回はちょっとセッティングをいじってみようかな」と試行錯誤して4日間を戦った。結果は着で優出こそ逃したが、好感触を得た様子。

 「今開催は久々に感覚が良かったですね。(宮杯で)脇本(雄太)さんの後ろに付いて、良い経験が出来たことが良かったと思います。セッティングも換えて、(自転車の感触も)良くなってきましたね。あとは、サマーナイトまでに良い練習をして。次(サマーナイト)が楽しみです」

川村晃司

川村晃司

 川村晃は、最終日に先行で別線を完封するなど2連対。競りとなった準決をポイントに挙げてシリーズを振り返った。

 「脚の状態は悪くなかったです。準決で(目標の)南君に離れてしまったことに悔いがあります。近畿も若い子が出てきてるし、後ろを回ることも増えてくると思う。うまく対処できるように。今後の課題です」

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