• 第8回ウィナーズカップ3/21〜3/24

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅡ 取手 03/21

 決勝はいまもっともタイトルに近い存在と言ってもいい北井佑季が、2月の全日本選抜に続きビッグ連続優出を果たしたが、近畿勢がラインの厚みを生かしてワンツー。脇本雄太、古性優作のいつものSSの2人の前には、初めてビッグの決勝を3連勝でつかみ取った窓場千加頼がいた。

 「(窓場)千加頼はいい経験を積んだと思います。G1の決勝、グランプリの雰囲気はもっと素晴らしい。もっとすごい景色で走ることができれば、千加頼も気合が入ると思う」

 補充を除くと2月の全日本選抜がG1初出場だった窓場だけに、同期の古性がこう鼓舞して期待を寄せた。

南修二

南修二

 前回の福井では左ヒザ痛のため、最終日は当日欠場を余儀なくされた南修二。「突然、ヒザが痛くなって、歩けない状態くらいにまでなったので欠場しました」と、前検日には状況を説明していて、その仕上がりが心配された。昨年9月の共同通信社杯から続くビッグ連続優出は途切れたものの、シリーズを白星締め。4日間で3回の連係をした後輩、福永大智とのタッグで、最終日には上位を独占した。

 「(福永大智は)すごい脚力があるなって感じました。(今シリーズ3回連係した福永の成長には)思うところもあるし、切磋琢磨していければと思っています。(シリーズを通して左ヒザ痛の)影響は感じなかった。(上位クラスとの脚力差を感じるなかで)その差を詰められている部分もあると思います。自分の進歩も感じているけど、周りも進歩しているので」

佐藤礼文

佐藤礼文

 佐藤礼文はシリーズを着。最終日は同県の橋本壮史とのワンツーでビッグ初勝利を地元で飾った。4月30日からの日本選手権がG1初体験となる佐藤にとっては、自信になったことだろう。

 「(最終日も)すごかった。これが特別競輪(G2)かっていう感じだった。もっと力をつけないと。(最終)ホームのところもとにかく(竹内雄作)1人にして、橋本を入れてやらないとっていうのがありました。竹内さんが無理くり来てくれて苦しかったけど、あれが自分の仕事なんで。最後も内しか見てなかった。でも、空きそうもなかったので、ダメでもとって思って外にいった。(地元でのビッグ初勝利で)1着を取ることができてうれしい。ただ、予選とかで人気になっていない時に、一発どこかで穴をあけたかった。それなりにやってきたつもりだったけど、全然足りなかった。来月はダービーがあるので、そこまで少しでも上積みをしたい」

志田龍星

志田龍星

 着。一次予選で敗退した志田龍星だったが、成績面以上に動きの良さが目を引いた。シリーズ3度のバック奪取。最終日はS班の佐藤慎太郎との連係から、積極策で寺崎浩平らを苦しめた。

 「(2日目の1着も)パワーがない分、風に押されてしまっていた。今回は(9車立てが)だいぶ久しぶりなんで戸惑いはありました。力不足を感じるし、9車立ての間合いとかをもうちょっと勉強しないと。(自転車のセッティングだったり部品については)ある程度、固まってきた。練習方法を変えて、それもだいぶ形にはなってきた。自分が苦手で逃げてきて部分、パワー系の練習をやって、土台からしっかりとって思っています」

新山将史

新山将史

 目立たないながらも、新山将史はソツのない仕事と立ち回りでラインからの信頼を受けている。欲を前面に押し出すことはないが、新たなステージを見据える段階にも来ているだろう。

 「(ラインを重視して立ち回ってはいるが)結局、それで点数も上がっていかない。タテを出せる追い込みが、上(のレベル)でも戦えている。自分はそこが足りないですね。タテ脚の強化をしないと。このあと(地元の八戸自転車競技場が)バンク改修で使えなくなる。それで街道メインの練習になると思うけど、そのなかで脚力をアップしていきたい」

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