• 取手競輪場開設75周年記念水戸黄門賞5/31〜6/3

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 取手 05/31

吉田有希

吉田有希

 シリーズ3勝をマークした芦澤大輔は、その勝ち星すべてが吉田有希の番手。「(吉田)有希のおかげ。この一言に尽きます」と、シリーズを振り返った。

 「(自分の気持ちが)掛かり気味で入った取手記念だった。2日目の自分の判断ミスが悔やまれる。まだまだ勉強ですね。ただ、自分の脚が上がってきている感じはあります。現状は(練習を)無理しないでコツコツとやって、しっかりと追い込む時には追い込んでメリハリをつけてだと思います。腰痛があるんで、その辺りは意気込みすぎないように」

 伊東翔貴と叩き合った二次予選も含めて、吉田有希は4日間とも積極策。芦澤大輔との3度のワンツーは信頼関係の証。同県同期で同学年でもある木村皆斗とシリーズを盛り上げた。

 「(芦澤とシリーズ3回目のワンツーは)追い込みの先輩のプライドもあるし、僕もプライドがある。それがマッチしたんだと思います。ラインあっての競輪なんで。自分も心おきなく先行できる。(今シリーズに投入した新車は)このあと体に慣らしていくかんじですね。硬さのあるフレームだし、いいと思います。(木村は)G1に出られるくらいの選手になっている。それに小畑(勝広)さん、松崎(広太)さんもいる。自分は早くからG1に出ているし、それは財産だと思う。ただ、出るだけじゃダメだし、そういういろんな経験したもの伝えられたらいい」

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