ピックアップ GⅢ 久留米 06/28

佐藤礼文
佐藤礼文は、3度目のG1出場となった前回の高松宮記念杯で準決にまで進出。競走得点をアップさせただけではなく、そのG1での感触を今シリーズに持ち込んで、レベルアップを感じさせる立ち回りが光った。
「昨日(3日目)付いていけたのが大きい。4着だったけど、自分のなかでは、(郡司浩平、和田真久留に)付いていてヤバいっていう感じがなかった。ゆとりをもって付いていけたと思います。やっぱりG1をちゃんと戦えたから、あのスピード域でも対応できたんだと思う。あれに付いていけたから、(小林泰正のまくりを差した最終日の)今日も余裕があった。いまのセッティングだと、推進力がありすぎて、ヨコの動きは大きくなってしまう。そこをクイックに動けるかが課題。本当はヨコ仕様の違うセッティングにしたいけど、(吉田)拓矢とか、眞杉(匠)には、その(タテ仕様の)セッティングじゃなかったら、G1だとジャンでいなくなってるって言われるんです。このセッティングだからこそ、G1のスピード域に付いていけていた。それで、ヨコもクイックにできるようになりたい。(11月の)競輪祭の選考期間が8月までですし、気持ちを緩めずに集中して走っていきたい」