• 5/19〜5/21
  • オッズパーク杯ミッドナイトG3

  • 5/19〜5/21

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 青森 05/19

全プロ記念競輪に出場する選手が不在で、G3初優勝を狙う選手にとってはチャンスが十分のシリーズだった。今年3回の優勝実績がある青野将大は、シリーズを通して軽快に動き、見事G3初優勝を達成した。「G3初優勝はうれしい」という言葉はあったが、「全プロ記念競輪に出られないから、ここにいる」という危機感も感じられた。

丸山留依の顔写真

丸山留依

127回生の丸山留依は今回がG3初出走。141着で終えたシリーズ2勝は決まり手こそ、まくりだが、持ち味の地脚を生かして、前に前にと攻めてからタテ脚を繰り出していた。この経験を糧に、1カ月後の取手記念を見据えてパワーアップを図る。

「(今開催は)内容的にはいままでより、良かったんじゃないかと思います。後ろに回されたときの巻き返しが課題だったんですけど、3日間、しっかり動くことができました。G3開催だったし、モチベーションが高かったのもあって、そういう走りができたと思います。取手記念まであと1カ月あるので、そこに向けて頑張っていきたい」

木村隆弘の顔写真

木村隆弘

木村隆弘は4月の名古屋でG3初優参、直前の広島F1ではS級初優勝をしてシリーズに臨んだ。準決勝では「同級生で憧れ」という北津留翼と初めて連係してワンツーを決め、決勝戦では先行した北津留マークから最後は自ら踏んで2着に入るなど、近況の成績通りに状態の良さを見せた。

 「(前回の)S級初優勝は自分でもビックリしました。うれしかったです。いまの点数がキャリアハイですし、脚力は上がっている。競輪場で練習をしているのですが、バンクにいけば若手の自力で強い選手がたくさんいるので、いい練習ができています。40歳になってこんなことになると思っていなかったけど、コツコツやってきたことが、ここにきて結果として出ているのかなと思います」

柳原真緒の顔写真

柳原真緒

柳原真緒はガールズケイリンの競走得点トップとしてシリーズに臨んだ。ガールズグランプリを制して実績もある実力者が、完全Ⅴで実力の違いを見せつけた。だが、まくり1回、差し2回というレース内容に納得はいっていない。今後がG1タイトル獲得を目標にレベルアップを誓う。

「3日間を通していいメンタルにもっていけなかったです。そこが反省点。(決勝は)大浦(彩瑛)さん頼みだったので。真後ろに自分がいたのに、あそこから仕掛けた大浦さんがすごいです。内容では(大浦に)完敗ですよね。(5月の)3連戦の3戦目だったのでレースの疲れが取り切れていないなかで、練習もしっかりとやってきてそれが発揮できなかったです。次のパールカップまでしっかりと空くので、新しいメンタルで戦えるようにトレーニングを積みたいです」

當銘直美の顔写真

當銘直美

當銘直美は、前回の取手から新車を投入した。今回はセッティングを調整し、予選1、予選2とタテに動く意識を見せ、自転車面に関しては、優勝した前回から上積みを実感。最終日は柳原真緒の踏み出しにぴったりと続いた。

「動くなら、1番車(柳原真緒)か、2番車(大浦彩瑛)で真緒の後ろは理想の初手でした。すんなり位置を取れたので、あとは真緒の踏み出しに集中していました。(柳原が)連日、後続をちぎって追い込んでいくところを見ていたけど、くらいついていけました。新しいフレームでマーク策もできた。今回は、決勝に乗れたら好位も考えていました。反省点はあるけど、いいところを見せられたと思う。あとは勇気をもって仕掛けられたら。大きいフレームは自力という感じですけど、これでいろいろな走りができそう。上の選手と戦えるように頑張ります。パールカップに向けていい走りができるように」