• 7/22〜7/24
  • 前橋競輪場GⅢナイター ドームスーパーナイトレース

  • 7/22〜7/24

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 前橋 07/22

 S級戦に加えてガールズのWトーナメントが華やかに開催された。昨年のガールズグランプリに出場した、いわゆる『赤パン』組の活躍や、太田りゆらの実力者もそろって、レベルの高い競走がシリーズを通して行われた。

塩田日海の顔写真

塩田日海

 最終日ガールズ一般Bでは、塩田日海が25年1月松山最終日以来の1着をゲット。昨年4月熊本での落車で大ケガを負い、その影響で長らく低迷していたが、近況は徐々に復調。久々の1着を笑顔で振り返った。

 「やっと良くなってきたかなって思っています。2日目は外を踏んだのに全然伸びなかったけど、最近は千切れたりしなくなった。(落車してから)走るのが怖くなっちゃって、どうしても落車のイメージが先によぎってしまって、それが辛かった。本番のレースも、練習すらも辛かったんですけど、川崎の朝練のメンバーの方々がみんな優しくて、ちゃんと練習できるようになったんです。この1着をきっかけにして、また決勝に乗れるように頑張りたいです」

東龍之介の顔写真

東龍之介

 東龍之介は、ホームバンクを川崎から小田原に変更して、今回が心機一転のシリーズだった。初日9着で勝ち上がりこそ逃したが、2日目は前々戦で番手をさばいて確定板入りし、最終日はまくりで1着。次に控える小田原記念に向けて、つながる競走を見せた。

 「次の小田原記念に弾みを付けたいと思っていたのに、初日に9着を取ってげんなりしていた。けど、その後も気持ちを入れて走れました。いい着を取りたいと思っていて、着だけじゃなくて、今日(最終日)もテーマを決めて、内容のともなった走りができたと思います。引っ越したので、練習環境もガラッと変わりました。街道と、小田原バンクと、室内練習と、いろいろやってます。まだ探りながらですし、すぐに結果が出ることではないと思うけど、次の小田原記念は移籍して一発目の地元記念なので、一つでも上のレースを走れるようにしたいです」

中村龍吉の顔写真

中村龍吉

 中村龍吉は、今期からS級に初挑戦。兄弟子の酒井雄多に「練習では僕より強い」と評される若者は、初戦の豊橋F1でいきなり決勝進出。今節の準決勝は壁に跳ね返されたが、最終日はカマシで逃げ切りと、ポテンシャルを感じさせるシリーズだった。

 「前回の豊橋の決勝もそうだけど、今回の準決も先行させてもらえずに終わってしまった。そこは悔しいです。力で行けていないというよりも、9車立てが初めてだったっていうこともあって、流れに乗れていなかったと思います。準決でカマせなかった悪いイメージを、最終日のカマシで払拭できたし、あの距離なら逃げ切れるんだっていうのがわかって、自信につながりました。A級では、先行しようと決めていれば、力づくでも先行できた。でも、S級はそうじゃない。9車立ては楽しいし、相手は格上ばかりでやりがいがある。そこの流れに早く対応できるようになりたいです」

竹野百香の顔写真

竹野百香

 ガールズケイリントーナメントBの優勝は、竹野百香。太田りゆや、久米詩らの強豪を相手に、前受けからそのまま逃げ切った。ガールズオールスターには、先行期間中の失格の影響で出場できないが、その悔しさをばバネに、今節は発奮。8月の和歌山G3では単発レースで短期登録勢と対戦予定で、そこでも虎視眈々と金星を狙っている。

 「太田(りゆ)さんには一回も先着したことがなかったんです。(体感だと)20戦してようやく1勝したくらいの連日の反省を生かして、思い切り行けたのが良かったんだと思います。Sを取って、全ツッパするしかないと思ってました。自分の考えていたことを実行できて、それで結果が付いてきたので良かったです。オールスターには自分の失格で出られなくて、そのぶん、ここと、次の和歌山の単発レースを頑張りたいと思っていました。りゆさんに勝てたなら、外国人選手に勝ったようなものですね。和歌山に、気持ちよく行けそうです」