ピックアップ GⅢ 松戸 08/22
真夏の蒸し暑さが夜まで残るなか、地元の熱い声援を背にした岩本俊介が松戸記念連覇。その決勝で佐々木龍は南関勢結束ではなく、別線を選択。5人がまとまるだけが正解ではない。自らの力を最大限に発揮する形を求めた末、勝負にこだわる佐々木らしい決断だった。
取鳥雄吾
取鳥雄吾は、二次予選で節目の通算300勝を達成。準決勝は勝負どころで内に包まれる消化不良のレースに終わったが、最終日はその悔しさを晴らす、堂々たる逃げ切りを披露した。
「(最終日は)仕事をしてくれた稲川(翔)さんのおかげです。ギリギリまで残してくれました。叩いてペースに持ち込めた。(今シリーズは)まだまだ技術や判断力が足りないと感じた開催でしたね。(犬伏湧也や太田海也の)そこと比べたら自分は脚力が足りないので、少しでも追い付けるように。海也とワンツーを決めるとなったら、海也に勝てるくらいの脚力を付けないといけない」
後藤大輝
オールスターでの疲労が残るなかで今シリーズに挑んだ後藤大輝は、4走すべてで主導権を握り、3勝を挙げた。決勝が目指せるデキだっただけに、「もう少し落ち着いて走れていれば…」と準決勝の走りを悔やんだ。
「(今シリーズは)疲労があるなかでもうまく走れて、3勝できたことは良かった。(準決勝は)無駄脚を使いすぎたし、反省するところがありました。去年、今年と(自身でも)すごく成長を感じているけど、まだまだ力不足。ああいう上位クラスと戦っても勝ち上がれるようにしていきたい」
松崎広太
8月和歌山G3で準優勝と大健闘した松崎広太は、まくり不発でまさかの一次予選敗退。それでも、2日目からは3走すべてで最終バックを取り、2勝を挙げた。特に最終日は、勢いに乗る岩井芯を叩いての逃げ切り勝ち。来月以降に控えるビッグ戦線に向けて、つながる競走を見せた。
「前回(奈良)、今回とすごく警戒されるレースが増えて、連日きつい状況だった。そのきついなかでも2勝できたことは今後につながると思う。競走得点は上がってきたけど、自分の脚は以前となにも変わってない。そのなかでもうまく走れるように。オールスターでは同県の木村皆斗君が頑張っていたし、自分も情けない姿は見せられない。S班の(吉田拓矢が)いる茨城なので、そこでいい姿を見せられるように頑張っていきたい」
原大智
7月前橋G3で決勝に進出した原大智は、準決勝で敗退。それでも今年からS班になった阿部拓真との連係での失敗は、今後の糧となるはずだ。
「準決勝のあのメンバーで自力を出して戦えたことは良かった。でも、(阿部)拓真さんを連れて後手を踏んでしまったので、ああいうミスを減らしたい。スピードと地脚がもう一段階足りないので、道中のペダルの回し方などで工夫して、いかに脚力を使わずにいい位置を取れるかを見出さないといけない。いまはF1優勝とS級1班の点数を取ることが目標です」