• 8/1〜8/4
  • 小田原競輪場開設77周年記念北条早雲杯争奪戦

  • 8/1〜8/4

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 小田原 08/01

 郡司浩平が、通算6度目の当大会V。地元のエースとして、自力でシリーズを戦い抜き、他地区の挑戦を退けた。だが、郡司自身は「結果、優勝できたけど、自分のなかでは力が及んでいないと感じる。現状の自力では厳しい」と、結果に満足することなく危機感を覚えている。郡司、深谷知広の2枚看板を擁する南関地区ではあるが、新たな機動型の台頭が、この先のキーとなってくる。

塩島嵩一朗の顔写真

塩島嵩一朗

 地元で大きな期待を背負った塩島嵩一朗だったが、一次予選6着で勝ち上がりを逃してまさかの敗者戦回り。それでも気持ちを切り替えて立て直し、最終日は7番手から力ずくのまくりでねじ伏せて、復調をアピールした。次戦のオールスターは、通算2度目のG1、今年3度目のビッグレースになる。

 「(最終日は)タイミングが取れなくて、無理やりになってしまった。もうワンテンポ早くか、遅く仕掛けるべきでした。たまたまバンクが重くなくてまくり切れたけど、上のレベルだとあの展開は通用しないです。(オールスターでは)自分が今後どういう選手になって、どういう走りをしていきたいのかを考えないとなって、ビッグを走ると感じます。もちろん今は出し切る競走をしていきたいけど、やっぱり力ずくだけでは通用しないので。競走が詰まっていて練習できなかった分があるので、オールスターまでは中5日だけど、しっかり練習をして上積みを作っていきたいです」

野中龍之介の顔写真

野中龍之介

 玉野G3での決勝進出や、6月平塚での優勝など、鮮烈なS級デビューを果たした野中龍之介。初めての記念開催は、3度最終バックを取り、連日力を出し切ることに集中した。唯一バックを取れなかった2日目は、和田真久留を後ろに付けて、焦って強引過ぎる仕掛けに出て大敗。9月には初めてのビッグレース出場となる共同通信社杯も控えており、失敗も経験として糧としていかなければならない。

 「(初めての記念は)難しかったですね。強い人は仕掛けどころもうまいし、自分は勉強することばかりでした。2日目も、追い上げがあって、そこを待っちゃうと(山口)拳矢さんに行かれてしまうと思って、焦って仕掛けてしまった。あれで叩き切れていればいいけど、態勢も整っていないし、叩ける脚がないのにそういう仕掛けをしてしまった。脚だけじゃなくて、作戦ももっと勉強しないとだめですね」

山口拳矢の顔写真

山口拳矢

 オールスター前最後の今節で、山口拳矢はフレームチェンジ。初出走の小田原バンクに手こずる場面はあったが、最終日は短い直線を7番手から強襲。あっと驚く1着で、シリーズを締めた。

 「自転車自体は悪くないですし、あとは(オールスターまでの)中5日でセッティングをいじってみたいですね。クランクとか、変えたい部品があったけど、今回の開催中はできなかった。今の部品だと、G1のスピード域だとスカスカするかもなって気がする。そこはちょっと変えてみて、レースでいいかどうかを確かめたい。オールスターには自転車を何台か持っていくと思う。部品を変えて合わなかったら、セッティングをいじるというよりも、自転車自体を変えるかもしれないです」

長島大介の顔写真

長島大介

 7月大宮で通算400勝に王手を変えた長島大介は、そこからサマーナイト、今節と足踏みが続いてしまった。だが、今節は3度の確定板入りで2連対と決して大崩れしているわけではない。勝ち星を積み重ねた時間とともに、戦法は追い込み寄りにシフトチェンジ。課題を挙げると共に、次走のオールスターでの節目達成へ意気込んだ。

 「もう最近はほとんど人の後ろ。でも、番手はまだ上手じゃない。記念クラスなら余裕があるけど、G1クラスのスピードになった時に上手に付けていない。脚力には限界があるし、余裕がなくなったとしてもきれいに付けるように、技術を上げていきたいですね。そこはレースで走っていかないと身に付かないと思うし、経験を積んでいきたい。(400勝は)早く達成したいし、次でできるように頑張りたいです」