• 8/7〜8/9
  • 佐世保競輪場第2回女子オールスター競輪

  • 8/7〜8/9

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅠ 佐世保 08/07

 佐藤水菜が大会連覇で、G1開催8連覇を達成。出場がG1開催にほぼ限られているなかでの26連勝は、驚異的な数字だ。向かうところ敵なしを証明し続ける佐藤は、表彰式で「私の目指すところはまだまだはるか高い地点にある」と、宣言。最強の名を欲しいままにしても、佐藤の進化はとどまることを知らない。

川上いちごの顔写真

川上いちご

 最終日に単発レースで行われた女子ルーキーシリーズ2026プラスの優勝は、川上いちご。ルーキーシリーズ後も、すでに2度の優勝を飾っており、8月武雄ミッドナイトでは、尾方真生らのG1出場組を破っている。今回の優勝で来年のフレッシュクイーンの出場権を手にしたが、川上の視線はすでにさらに上の舞台にある。

 「結果として1着というのは自信になります。(ゴール後は)いつも以上にお客さんが多かったですし、たくさん応援の声が聞こえました。大きなレースに出たいなって思っています。今回の開催に参加させてもらって、G1選手のみなさんと一緒に生活をしたり、意識とか、いろいろなところを見られた。自分も、来年はこのオールスターに出て頑張りたいなと思っています」

岩元杏奈の顔写真

岩元杏奈

 G1と並行して開催されたF2開催の優勝は、岩元杏奈だった。128期の卒記クイーンとしてデビューしてから約1年。ルーキーシリーズ以降の開催では、初優勝だった。まくり3連発で、成長を感じさせる3日間だった。先月発生した令和8年熊本地震に被災された方々への思いを胸に、さらなる活躍を誓った。

 「3月に落車して、鎖骨と、肩甲骨を折って、そこからまだ肩甲骨の動きが固い。でも、中2日である西武園が終わってからワイヤーを抜くので、そこからどうなるかですね。支えてくれるみなさんのおかげで優勝できたと思いますし、特に、一緒に練習している方々に、やっと優勝できたと伝えられることがうれしいです。熊本地震があって、私の地元の宮崎も揺れました。熊本には親戚もいます。大変な思いをされている方々を、私の走りで勇気づけられたらうれしいですし、そうなれるように頑張りたいです」

酒井亜樹の顔写真

酒井亜樹

 ナショナルチーム所属の酒井亜樹が、G1に初参戦。初日は逃げて4着で勝ち上がりを逃したが、2日目は2着に逃げ粘り、最終日はまくりでG1初勝利。改めてポテンシャルの高さを示した。競技では、10月の世界選手権からオリンピック出場をかけた戦いが始まる。初めてのG1を振り返り、競技での意気込みを語った。

 「思っていた通りというか、厳しい戦いではありました。理想とは遠い結果だったんですけど、打ちのめされたというよりも、もっと上のレベルで戦いたいっていうモチベーションになりました。目標はもっと上ですし、同じ失敗はしないようにしたいです。10月の世界選手権が終わるまでは、ガールズケイリンを走ることはないと思いますけど、世界選手権が終わったら、ガールズケイリンを走りたいという話はしています。世界選手権にはチームスプリントの一走目で出ると思うので、自分の役割と、責任を果たせるように。オリンピックポイントが入るので、しっかりそこを目指して、チームのために頑張りたいです」

坂口楓華の顔写真

坂口楓華

 坂口楓華は、3月に病気の手術を受けたことを自身のSNSで公表。約2カ月の欠場から復帰して、普通開催では順調に優勝を積み重ねていた。「(メスを入れた)お腹に力が入るようになってきた」と自身の感覚も上向き。今開催では、大切な同期との交流のなかで、気持ちも上向いた。来年も“赤パン”でいるために、ここからさらにギアを上げていく。

 「G1になると、緊張して自分のポテンシャルを出せない。同期の太田りゆさんと話して、彼女はすごく意志が強い選手ですし、大きい舞台でどう考えてレースに挑むのかとか、相談しました。すごく尊敬している選手ですし、なんでも話せるんです。その彼女から、グランプリに乗ってよって言われたので、頑張らないといけないです。2カ月間休んでいたので、もっと賞金を積み上げないと。G1も、普通開催も頑張っていきたい。まだこの赤いパンツを脱ぎたくないんです。それが本当にモチベーションになっていて、練習でも、いつも着ています。今年のグランプリを目指して、頑張っていきます」