先行でV狙う竹内雄
自力タイプがそろったが、先
行力は竹内雄作が最上位。6月
取手記念1529着の初日特選
は山崎芳、中川誠、天田裕ら相
手に逃げ切ると、準決は山崎芳のまくりには屈したものの、先行してしぶとく粘り抜いている。今年はまだ優勝がないだけに、今節はものにしたいところだ。続く吉田健市は4月小倉で待望のS級初優勝を飾るなど、近況は充実している。位置取り、差し脚ともに安定しているので、中部ワンツーは有力だ。
ここに来て動きに鋭さが出てきた渡部哲男の単にも食指が動く。4月共同杯で久しぶりにビッグレース優参を果たすと、5月は松阪記念3824着、別府全プロ22着、立川312着と素晴らしい成績。ここは西日本スジで菅原晃を目標か。その菅原は5月小倉では準Vと好走。決勝は逃げた古性優の番手を志智俊から奪うと、バックからまくりを敢行して大塚健の優勝に貢献した。展開に即応できる幅広いタテ攻撃で優勝を狙う。
高橋陽介、内藤宣彦の北日本コンビも侮れない。最近の高橋はやや乱調気味なのは気になるが、内藤は相変わらず堅実だ。