刺激を貰って小川勇

小川勇介
小川勇介が奮起する。親王牌で同門・園田匠の特別制覇を目の当たりにしたのは刺激となっただろう。自身も親王牌では1勝。7番手まくりで栗山俊、小原太、池田勇らをまとめて飲み込んだ脚は巻き返しへの第一歩に映った。傑出者不在のここも持ち味を発揮するには絶好だろう。小野俊之もまだ老け込む年ではない。切れ味を欠く近況ではあるが、こちらも九州の仲間の栄冠に気合が入ったか。
吉澤純平も負けてない。6月久留米で完全V決めたまくりの破壊力は半端なく、先行しての粘りも怪我する前のレベルに戻ってきている。宗景祐樹とすんなり連独占も。積極性抜群の山田久徳次第で、渡辺十夢にも地元Ⅴの道が開ける。