岩本俊が充実の一途

岩本俊介 欠場
実力伯仲の混戦だが、11月函館記念までに35勝、2Vと今年完全復活を遂げた岩本俊介を本命に据える。オールスターでは一予、二予を連勝で勝ち上がると、10月地元の千葉記念、函館記念でも続けて準決進出とグレードレースでの存在感も増すばかり。千葉記念で「体力のベースを作り直しました。足場がしっかりしてからは良くなってきました」の言葉通りギア規制の追い風だけでなく肉体面も強化。ここも持ち前の機動力を発揮しV争いの中心だ。同県の江守昇に望月裕一郎とサポートも充実。
そろった中近勢の逆転も十分。円熟味を増す中村一将を先導役に坂口晃輔、山内卓也と安定感の高い中部コンビがしっかりと脇を固め上位独占を狙う。
地元の渡部哲男の動向も注目。推奨選手で取り上げた大西祐が勝ち上がりなら展開も向くが、目標なくとも間隙を突くか。同じく好調の内藤宣彦も最終的に好位を占めると出番。野田源一のまくり一閃にも注意が必要だ。