地元は譲らぬ近藤隆

近藤隆司
大活躍の昨年を上回るような躍進が続く地元の近藤隆司が中心だ。昨年に46勝、6Vと一気にS級トップ級の仲間入りを果たすと、今年は全日本選抜を着でG1初優参。その後のビッグでも気後れすることなく、静岡ダービーは連勝で準決進出。5月平塚記念でも単騎で準Vと最早G戦線でも優勝争いは当たり前となった。腰の状態も落ち着き、続く高松宮記念杯へも視界は良好。同じく好調な和田健太郎と地元ワンツーは外せない。
菊地圭尚が近藤に待ったをかける。名古屋、静岡ダービーでともに二予敗退と近況はパッとしないが力は上位。怪我から復帰後、優参続きの房州輝也が積極的に仕掛ける構えなら目標とし、いざとなれば自力で出てVを狙う。
リズムに乗れていない天田裕輝も一発はあり軽視はできない。また、好位をキープからのまくり、差しとスタイルを確立した松浦悠士も友定祐己、橋本強を援軍に、間隙を突ければ面白い。柴崎俊光も上位争いに参戦だ。