新山響が主役を全う

新山響平
7月函館記念でデビューから最速の4日制G3優勝を果たした新山響平が主役の座を全うする。準決でS班の稲垣裕相手にも一切怯むことなく先行策で快勝。決勝はその準決を見ていた同型を釘付けにし、地元優勝を狙った菊地圭も差せずとレースを掌握。最強世代の呼び声高い107期の中でも一歩抜け出しかけている。ここも自慢の機動力で他を圧倒、堅調な荒澤貴史と北日本ワンツーで決める。
別線も簡単に北勢ペースは許したくない。鈴木謙太郎は7月函館で優勝と復調気配。同県の浦川尊明と逆転を狙う。山田義彦、岡田征陽の地元埼京勢も茨城とは別でも、北勢に一泡吹かす組み立てを考えたい。森川大輔も軽視禁物。