安定感抜群な中村浩

中村浩士
ビッグレースで存在感を示している中村浩士を本命に推した。今年は当所で開催された全日本選抜で着と準決まで駒を進めると、ウィナーズカップは着とオール確定板入りの準V。更に京王閣ダービーでも最終日特選で勝ち星をゲットしている。的確なコース取りと鋭い差し脚で成績を高いレベルでまとめていて、今期の競走得点は112点台。ここは同県の鈴木裕を目標にVをものにする。その鈴木裕は波が目立つ成績ながら、仕掛けがツボにはまった時の自力攻撃は破壊力満点。タイミングよく仕掛けて主導権を握れれば中村の追撃を振り切っても不思議ではない。
地元の鈴木竜士は落車の影響で本調子を欠いていたが、徐々に上向いてきた。6月大垣G3着は動きが重かったダービーの時よりも躍動感があった。更に良化が見込めるだけに優勝争いを賑わす。
高橋和也、川口聖二、森川大輔ら自力型がそろった中部勢を重視する手もある。中でも高橋は絶好調で、5月大宮で今年2V目を飾ると、6月大垣G3は着とパーキンスと好勝負を演じた。川口も5月富山1着、6月大垣G3が2着と動き軽快だ。高橋、川口の連係は流動的だが、別線でも優勝が狙える状態にある。
ダービーで着と大ブレイクした桑原大志にも警戒が必要だ。中四国勢の自力型は手薄だが、コースを探して突っ込んでくるので、好位置がないメンバー構成となっても軽視はできない。