• 松戸競輪場第14回サマーナイトフェスティバル7/14〜7/16


サマーナイトフェスティバル シリーズ展望

近畿勢が夜も制圧

三谷竜生

三谷竜生

 近畿ただひとりのS班として、プレッシャーに押しつぶされることなく今年すでに2度のG1制覇。近畿の大黒柱、三谷竜生が3日制のビッグをも制してさらにその輝きを増す。ダービー、先の高松宮記念杯では、脇本雄太が別線を置き去りにする逃走劇。絶好の番手から追い込んだ三谷は、展開に恵まれた感もある。が、両G1の準決ではラインの先頭で難局を乗り越えての優出。自力、番手回りのスイッチを切り替えてのG1連覇は、力以外のなにものでもない。脇本、村上義弘の名前がないのさみしい限りだが、古性優作、村上博幸、稲垣裕之、ビッグ初参戦の南潤らと近畿の大きな流れをつくり、他地区をのみ込む。

浅井康太

浅井康太

 浅井康太は直近の久留米記念を着。昨年末のグランプリを除くと、一昨年の武雄記念以来、約1年半ぶりの優勝。GP後は怪我の影響から精彩を欠くシーンも見られたが、近況は確実に上昇カーブを描いている。進化を続ける深谷知広、復調を感じる竹内雄作、さらに吉田敏洋とコマのそろう中部勢だけに、浅井が軌道に乗ると手がつけられなくなる。

平原康多

平原康多

 関東勢は、平原康多、武田豊樹、諸橋愛のS班に木暮安由と既存の勢力が名を連ねた。高松宮記念杯ファイナルでは吉澤純平後位を巡り、競り合いを演じた武田と木暮。平原自体は高いレベルで安定はしているが、連係に関しては一筋縄ではいきそうにない。

 原田研太朗、小倉竜二、太田竜馬、小川真太郎の徳島勢を中心に一大勢力となった中四国勢。タイトルにもう少しで手が届く山田英明や中川誠一郎のいる九州勢も侮れない。また、地元の和田健太郎、岩本俊介、中村浩士も展開次第で台頭がある。新田祐大のいない北日本勢は、渡邉一成のスピードが脅威。

出場予定選手

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