• 平塚競輪 KEIRIN GRAND PRIX202012/28〜12/30


ヤンググランプリ シリーズ展望

松井宏佑が地元で初戴冠

松井宏佑

松井宏佑

 関東勢は勝者を出さんと何らかの形でラインを組んで一策を講じる可能性もあるが、若手の登竜門となる一戦は、全員が単騎となったこともあったように個の争いの色彩が濃い。本命には松井宏佑を推す。ナショナルチームAに所属してパリ五輪を目指す一方で、競輪祭ではG1初優出を果たすなどダッシュ、スピードはこのメンバーに入っても抜けている。昨年大会は立ち遅れて、まくり届かず3着に終わっている。地元で行われるラストチャンスはしっかり期待に応えたい。勝負所で俊敏に立ち回り、競輪祭の一次予選2で平原康を完封して逃げ切った豪脚を今度こそ披露する。

 高橋晋也、宮本隼輔が松井を脅かす。高橋も松井らとともにナショナルチームに所属する精鋭。こちらも競輪祭の一次予選2で浅井康らを撃破と調子は上向きだ。宮本も11月防府記念1着など好調時の迫力を取り戻した。自信を持って攻め切れば一発も。

 関東勢は、早くもG1の常連と化し、ダッシュ鋭いタテ攻撃で着実に成果を挙げている115期ナンバーワンの坂井洋が中心。森田優弥ら数がそろった埼京勢も差はなく、仕掛け次第で誰が浮上しても不思議ない。

出場予定選手

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