• 宇都宮競輪場 第6回ウィナーズカップ3/18〜3/21


ガールズケイリンコレクション シリーズ展望

児玉碧衣が意地を見せる

児玉碧衣

児玉碧衣

 今年最初のビッグレース。小林優香、梅川風子、佐藤水菜と短距離強化指定選手が出場するだけに一筋縄ではいきそうにないが、児玉碧衣がガールズケイリンをリードし続けてきた意地を示すか。グランプリ女王の座は高木真備に譲ったとはいえ、ガールズケイリンフェスティバルの挫折で闘志に火が付いた児玉の勢いは強烈だった。そこから34連勝してガールズの連勝記録を更新。今年に入っても4戦で11勝して全てV。ホームバンクの久留米が開催で使えない苦境も乗り越えた底力は計り知れない。グランプリは他の選手の動きと展開を読み違えたことが敗因となったので、自分から積極的にアクションを起こして主導権を奪いにいって力勝負を制する。

 強化指定の3人から優勝者が出る可能性も十分。3人とも男子レベルのスピードを誇り、走れば結果を出してくるので優劣付け難いが、伸び盛りの勢いという点で佐藤に最も魅力を感じる。世界選ゲイリン銀メダリストという実績もさることながら、レースでも目下19連勝中。破壊力満点のまくり、カマシで昨年5月のコレクションに続き児玉超えも。

 昨年は74勝、24Vとキャリアハイとも言える成績を残した石井寛子も忘れてはなるまい。強度を高めた練習の成果で、ハイスピードの中でも流れに乗って自分の競走ができればチャンスが巡る。高木は1カ月以上欠場が続いていて体調が整うかが肝。尾方真生はここでは挑戦者。迷わず仕掛けていくだけか。

出場予定選手

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