好目標を得た台和

台和紀
藤田周磨、台和紀の埼玉コンビがV争いをリードする。確定板を全く外さなかった昨年12月から2月頃ほどの切れ味は見られなくなった台だが、それでも決勝は外していないように安定感は一番。ワンツー実績がある好目標得たここはしっかり仕事をして勝ち切ろう。4月青森での落車の影響がなければ藤田にとってもVチャンスのシリーズだ。狙いすましての自力攻撃で台を振り切ってしまうかも。
田上晃也、上田学の中四国勢が相手か。ややムラもある田上だが、随所でVも獲っているパンチ力は買える。この田上が積極的にレースを作っていくようだと、2月佐世保で優勝するなど差し脚が冴えている上田には願ってもない展開となる。
4月大垣MNで完全Vと底力を見せた佐藤佑一も不気味な存在だ。以前のように自力で勝負では苦しくなったが、脚を溜めての直線勝負なら伸びる。三浦翔大が勝ち上がってきて番手を回れるようだと目が離せない。
4月取手を1着と復調気配の仁藤秀も一発を秘める。地元九州勢は飯塚隼人の機動力が頼り。