完調なら下井竜で断然
実績抜けた下井竜、表大暁の中部コンビでいいだろう。本命の下井は年末の当所で落車して欠場中だが、出走ならA級だしパワーの違いを見せ付ける。S級でも猛烈アピールした先行力を発揮して別線を完封しよう。表もS降りだが、こちらは降級して一息。好目標を得たここで結果を出して波に乗りたい。また、中部では地元のヤング佐藤竜太も積極策で売り出し中。大駆けの魅力を秘める。
下井が完調での出走ならずの場合は、伊藤成紀や中四国勢にチャンス到来となる。降級初戦はパッとしなかった伊藤ながら、19年後期にA級に落ちた時は8Vを挙げた末にレインボーカップを制して特進とまさに無双状態だった。一旦火が付けば止まらないだろうし、鮫島康治の番手でも、まくり勝負でも他を一蹴しよう。
中四国勢はライン的に一番しっかりしている。今期初戦の1月前橋MNは展開に恵まれなかった畝木努だが、前期は12月久留米をV締めと存在感を発揮していた。その畝木に乗って、溪飛雄馬、野本翔太にもチャンスが巡る可能性は十分。
九州勢では自在戦で成績急上昇の原井博斗が注目株。