• 前橋競輪場開設74周年記念6/1〜6/4


レインボーカップ A級ファイナル シリーズ展望

層が厚い関東勢が優勢

篠田幸希

篠田幸希 欠場

片折亮太

片折亮太

 来期もA級予定の選手が5人もいて、地区的にも関東が3人、近畿が2人とそれぞれ連係がするのが自然な選手に集中したので、これまで以上にラインの力が前面に出た戦いになりそう。中心は関東勢だ。地元の篠田幸希は5月20日からの青森MNで特進を決めて不在の可能性があるが、来期もA級予定の1人なので出走なら動向が注目される。ただ、それでも小細工せずに埼玉勢の前で積極策に出るとみるのが自然か。123期在所3位のスター候補は、ハイスピードまくりを代名詞に、ルーキーチャンピオンを含めて今期5Vを果たしている。自身も3着以内に残れる距離を考えた上でロングスパートを決めてきそうだ。その場合は安彦統賀、片折亮太、高橋昇平の埼玉トリオにもビッグチャンス。安彦は来期S級だが、12月西武園では篠田の番手で地元優勝を飾っていて、ここも勝機が巡れば逃さない。もちろん、先行での連絡みは多いので、ラインの先頭で戦うことになっても問題はない。そして、来期もA級の片折と高橋。降級13場所の時点で9Vの片折はA級最強の名をほしいままにしている。タテヨコ自在で、前を任せる若手がレースを作っていけば余裕を持って抜け出すか。高橋も連続優勝中と好調でゴール前の突っ込み十分。

 安藤直希、末廣快理の2人も今期中にS級に上がって勝負したいだろう。ともに積極先行タイプながら、ここは単騎より折り合ってラインを組んだ方が戦いやすいのでは。調子が良い安藤が前でやるか。短走路なのと安藤の先行力を考えれば、関東勢ペースのレースを許さずに結果を出してもいい。末廣も当所は特班直後の昨年1月開催でいきなり優勝した好印象の走路なので侮れない。

 地区単騎の城戸俊潔、照井拓成、加賀山淳は組み立て次第だろう。3人とも安定感は高く、モツれた時の一発は魅力的だ。

出場予定選手

  • 北日本 級班 氏名 府県 期別
    A1 照井拓成 岩手 115
           
           
  • 関東 級班 氏名 府県 期別
    A1 高橋昇平 埼玉 99
    A1 安彦統賀 埼玉 121
    A1 片折亮太 埼玉 92
  • 南関東 級班 氏名 府県 期別
    A1 加賀山淳 千葉 94
           
           
  • 近畿 級班 氏名 府県 期別
    A1 安藤直希 京都 117
    A1 末廣快理 兵庫 121
           
  • 中国 級班 氏名 府県 期別
    A1 城戸俊潔 岡山 115
           
           
  • 九州 級班 氏名 府県 期別
    A1 渡邉豪大 福岡 107
           
           

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