混戦も吉田優に期待

吉田優斗
125期生の力が拮抗していてV争いは混戦ムードも、これまでに2Vと優勝回数でリードする吉田優斗がシリーズの主役だ。在所25位で記録会ではオールA評価を獲得していて、本格デビュー後は決勝を一度も外していない。また近況は予選、準決と連勝するケースも増えていて安定感が増している。ここでは強敵がそろっているが、力でねじ伏せる。
2世レーサーの三木健正も負けてはいない。9月別府では同期の伊東佑、小川三という複数回Vのある実力者を相手に逃げ切り完封し、3連勝で初Vを飾っている。その後も1着の勝ち上がりが続いているように今シリーズでは先行力上位の存在で、短走路の当所も積極果敢に攻めてV奪取を狙う。
125期が3名とそろった関東勢で優勝経験があるのは、川田真也、貝原涼太の両者。ともに自転車競技の中長距離種目の出身で、地脚は強力。また11月西武園MNでは川田のまくりを貝原が差し切って初Vを飾っていて、ワンツー実績がある。ここに適性組の川越宏臣まで加わってラインの総合力で他の同期を打ち破ろう。その川越はここまで優勝こそ手にできていないが、準V3回、決勝3着4回と決勝戦での確定板の常連だ。非凡なダッシュ力を生かした仕掛けを決めれば、初Vがあってもいいだろう。