佐方良が決め脚発揮

佐方良行
前期S級で今期も94点台と安定した成績を残している佐方良行が今シリーズの主役だ。今期は降級後すぐの7月小倉で優勝を果たすと、その後はVこそないものの、準V6回を含めて決勝の常連。ここは同県の後輩佐藤壮志に前を任せて、この熊本両者でのV争いに持ち込もう。その佐藤は、前期末の6月取手レインボーカップで特班を果たし、現在は6場所連続優出中と勢いがある。また直近5場所では準V3回、決勝3着2回と優勝にあと一歩のところまで迫っているので、いつ優勝を手にしてもおかしくない。ここにまくり兼備の佐々木翔一まで加わる九州勢が主役だろう。
大ベテラン小嶋敬二も負けてはいない。長らくS級の舞台で活躍したパワーを生かした機動力は健在で、今期は3Vの活躍。ここは同県の吉川希望を目標とすることも考えられるが、前回りでも十分に戦えそうだ。富永益生、舘泰守の愛知コンビが小嶋らとの連係から逆転も。
10月松山MN、11月小松島MNと今期2度のVを挙げている桶谷明誉も近況は成績上向きなだけに侮れない。吉武信太朗との中四国結束から勝機を見出すか。