軌道に乗った野村賢

野村賢
自力攻撃に磨きがかかった野村賢が人気を集める。本格デビュー後は、なかなか優勝に手が届かずにいたが、10月熊本MNで待望の初Vを飾ると、その後は成績が急上昇。11月松戸MNから1月久留米MNまでの5場所は、4Vを達成している。自信を付けているはずで、機動力を遺憾なく発揮して別線をねじ伏せよう。
対抗格は齊藤英伊須。在所成績は第24位でスピードは一級品だ。昨年の後期はほとんど決勝には乗ったものの、2着1回、3着5回。やや物足りない数字だが、力を出し切れれば好勝負に持ち込める。
今井希も本格デビュー後はまだVがなく、準V2回、決勝3着4回。しかしながら、在所時の記録会では好タイムを叩き出していただけに、秘めたポテンシャルは高い。マイペースで駆けられれば一発ある。
地元の藤田祐大は、落車負傷のため2カ月半実戦を離れたが、12月平から復帰後はすべて優参を果たしている。本格デビュー後はまだVを手にしていないだけに、地元で達成したいところ。