谷内健率いる近畿勢が軸

谷内健太
125期の新鋭・谷内健太率いる近畿勢がシリーズの中心となってくるだろう。12月に特別昇班を達成し、1月静岡では1・2班戦初Vを飾った。その後も決勝進出が続いていて持ち味の持久力は今シリーズでも上位だ。3月松阪の決勝戦で落携入したものの、4月前橋は人気に応える完全Vと不安を一蹴した。谷内とは同郷でタテ脚のある小谷実や、3月松戸で優勝するなど直近5場所でV1、準V3回と況調な佐山寛明が谷内をしっかりと援護して近畿勢で上位独占を決めよう。
保田浩輔、龍野琳太郎の123期の機動型両者と差し脚鋭い守谷陽介の岡山トリオも負けてはいない。保田は優勝こそないものの、3月高知MN着で準Vと状態は上向きだ。持ち前のスピードを生かした仕掛けでV獲りを目指す。
S降りで先行力がある林昌幸に同県の上田学が続く愛媛コンビも侮れない存在。林は4月高松MNの準決勝で落車も、出場ならば積極果敢に攻めてきそうだ。
中部勢は手薄気味ではあるものの、3月大宮でVのある疋田力也や、一発の魅力ある井田晶之の奮闘次第では地元の山口聖矢の上位進出も。
落車続きではあるが、ランクアップ中の竹元健竜も一発を秘める。