深谷知のパワーが勝る

深谷知広 欠場
好メンバーがそろった今シリーズ。中でも優勝候補の筆頭は深谷知広だろう。近況は3月名古屋記念を❶着で優勝を果たすと、続く取手でも❶着と連続で優勝。ウィナーズカップでも決勝に乗ったように持ち前のスピードに更に磨きがかかった様子で、充実ぶりがうかがえる。南関勢は若干層が薄い印象だが、松坂洋平などと力を合わせて強敵に襲い掛かる。
地元で気合十分なのは南修二だろう。近況は2月豊橋の全日本選抜で❻着と優出すると、続く3月の玉野記念でも❻着としっかりと勝ち進んだ。気配は良いだけに昨年11月の地元開催で❷着だった分も、今回はうっ憤を晴らしたい。近畿では三谷竜生や、後輩の仲野結音らがいるだけに、巧みなリードで別線を迎え撃つか。
ナショナルチームと二足の草鞋を履く中野慎詞からも目は離せない。近況は3月にトルコで行われたネーションズカップの男子ケイリンで銅メダルを獲得するなど、世界を相手に活躍中だ。国内の競輪を走る機会は限られているが、出場する以上はトップレベルのスピードを見せつけるだろう。北日本では佐藤慎太郎や、飯野祐太など実力者が揃っただけに、呼吸を合わせて最高の結果を目指す。
その他にも、関東勢では佐々木悠葵や杉森輝大、九州勢からは松本秀之介や林大悟ら個性豊かな選手が多数登場する。