差し脚鋭い高津晃が抜け出す
今節も実力拮抗の混戦ムードが漂い、展開次第で勝敗が大きく変わるシリーズとなりそうだ。。

高津晃治
注目したいのは高津晃治だ。1月当所MN、西武園、2月松山と3場所連続で優勝を飾るなど抜群の安定感を誇る。3月宇都宮では2日目に落車を喫したが、続く玉野は❸着と状態は問題ない。積極先行で売り出す同県の龍野琳太郎や勝ち上がり次第では中四国で小川将二郎を目標にできそう。 キレのある追い込みでここも上位争いに加わってくるだろう。
四国を背負う小川は1・2班戦のVこそ10月松阪の1回だけながらコンスタントに結果を残しており、後続がしっかりすれば一発が期待できる存在だ。
関東勢も侮れず、鈴木謙太郎は1月取手、2月玉野と今年すでに2度の優勝を記録。小林圭介や矢口啓一郎らとともに、強敵に立ち向かう。
北日本勢では金澤竜二の存在が怖い。直近の3月防府では❻着と連勝で勝ち上がっていて好調を維持。人の後ろを回る場面も増えたが、自力を発揮した際のスピードは依然として脅威だ。伊藤大志らと北日本ラインを形成し、上位進出を狙う。