南儀拓の機動力を重視

南儀拓海
若手からベテランまで多く揃った一戦で混戦気配が漂う今シリーズ。中でも注目したいのは南儀拓海だ。近況は4月松戸MN❶着、続く防府❶着と連続優勝し、直近の5月岐阜も準決を力強く逃げ切っている。勢いは一番といっていいだろう。中部は同型の尾方祐仁に、三宅裕武や伊藤勝太と実力者がそろっただけにラインを二分する可能性もあるが、どうあれ南儀とガッツマーカーの三宅がVには近い存在だろう。
桑原亮も虎視眈々と上位を目指す一人。近況は4月高知のアドバンスは331着と勝ち上がりに失敗したが、タテ脚一本でもここまで勝負できたのは実力の証。直近4か月では5割弱の連対率を誇るだけに、同県の八谷誠賢らと呼吸を合わせて強敵撃破もあるだろう。
國村洋も松下綾馬、中原航大ら同地区の機動型が勝ち上がってくれば逆転のシーンも十分に考えられるだろう。